短歌に出会える街 塩尻

短歌フォーラムへの思い

長野県塩尻市は、太田水穂や若山喜志子など近代歌壇に名を残す歌人たち生まれ、歌をとおして盛んに交流を図った土地です。 わたしたちは、短歌で思いを表現してきた先人たちの志を受け継ぎ、昭和62年から短歌大会「全国短歌フォーラムin塩尻」をはじめました。
以来30年間、短歌の魅力を全国に発信し続けています。

短歌集

湖に
人住む島の
あるという
近江のくにの
大きそのうみ
33回最優秀賞 守屋 久見子
雲海を
歩む心地で
結婚の
約束をした
夜道を帰る
34回優秀賞 住吉 和歌子
朧夜は
いくたびも鍵
確かむる
一階に夫
われは二階に
35回入選 山脇 香代子
烏龍茶の
烏(うー)が
鳥ではないことを
はじめて知った
四十の夏
36回奨励賞 茅野 勇史
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